ゼロからの高校物理 / 力学 / 運動の表し方

等加速度直線運動

このページは「x-t グラフと v-t グラフ」の続きです。この資料では右を正の向きとし、v-t グラフの面積が変位を表すことを使います。

公式

加速度a = Δv / Δt(単位 m/s²)

等加速度直線運動(加速度が一定)のとき

速度v = v0 + at
位置x = v0t + 12at2
v-t グラフの傾き = 加速度

1速度の変わり方と加速度

1 秒あたりに速度がどれだけ変わるかを、加速度といいます。

あなたと友だちが、まっすぐな道を自転車で右へ進みます。時刻 0 に、あなたは原点で止まっていて、そこからこぎ出します。友だちは、時刻 0 に原点を 4.0 m/s で通り過ぎ、そのままの速度で進みます。動画では、1 秒ごとに場面を止めて、2人の速度を見せています。

1 秒ごとの2人の速度は、次の表のようになります。

時刻 t(s)01.02.03.04.0
あなたの速度(m/s)0+2.0+4.0+6.0+8.0
友だちの速度(m/s)+4.0+4.0+4.0+4.0+4.0

あなたの速度は、1 秒ごとに 2.0 m/s ずつ増えています。友だちの速度は、ずっと +4.0 m/s のままで、変わりません。

このように、1 秒あたりに速度がどれだけ変わるかを表す量を加速度といいます。あなたの加速度は、1 秒あたり 2.0 m/s です。これを 2.0 m/s² と書きます。

m/s² は「メートル毎秒毎秒」と読みます。「1 秒あたり、速度が何 m/s 変わるか」という意味です。速度の単位 m/s を、さらに時間 s で割るので、s が2回出てきます。これをまとめて s² と書きます。式で書くと、m/s ÷ s = m/s² です。速度の単位 m/s とは別の単位です。2.0 m/s² は「速度が 2.0 m/s」という意味ではありません。

加速度は、速度の変化を、かかった時間で割って求めます。速度の変化は Δv と書きます。Δ は「デルタ」と読み、「後の値 − 前の値」を表す記号でした(「速さと速度・等速直線運動」のページ)。Δv は「v の変化」と読みます。かかった時間は Δt と書きます。「t の変化」、つまり後の時刻 − 前の時刻です。加速度は記号 a で表します。

a = Δv / Δt
Δv は速度の変化(後の速度 − 前の速度)、Δt はかかった時間です。「/」は「÷」と同じ意味です。

表のあなたで計算します。時刻 0 から 4.0 s までに、速度は 0 から +8.0 m/s に変わりました。Δv = 8.0 − 0 = 8.0 m/s、Δt = 4.0 − 0 = 4.0 s です。a = 8.0 ÷ 4.0 = 2.0 m/s² で、表から読んだ「1 秒あたり 2.0 m/s」と同じになります。

あなたのように、加速度が一定のまま、まっすぐ進む運動を等加速度直線運動といいます。加速度が一定とは、どの 1 秒をとっても、速度の変わり方が同じということです。

友だちの速度は変わらないので、Δv = 0 で、加速度は 0 m/s² です。友だちの運動は、加速度が 0 の場合で、前のページまでの等速直線運動です。

0:00 / 0:15
あなたは原点に止まっていた状態からこぎ出し、友だちは原点を 4.0 m/s で通り過ぎます。動画は 1 秒ごとに止まり、2人の速度を矢印とラベルで、位置を点で示します。画面の t は運動の時刻で、止まっている間は進みません。

やってみよう

動画の 1 秒ごとに止まる所で、2人の位置の点を見ます。t = 2.0 s で、2人は同じ位置にいますか。2人の点が並ぶのは、t が何秒の所ですか。

分かること

t = 2.0 s では2人とも +4.0 m/s ですが、友だちは 8 m、あなたは 4 m の位置にいて、同じ位置ではありません。2人の点が並ぶのは t = 4.0 s で、どちらも 16 m の位置です。速度が同じでも、同じ場所にいるとは限りません。

確認

速度が大きい物体ほど、加速度も大きいですか。

答え

いいえ。加速度は、速度の大きさではなく、速度の変わり方で決まります。動画の t = 1.0 s では、友だち(+4.0 m/s)のほうがあなた(+2.0 m/s)より速いです。しかし、友だちの速度は変わらないので、加速度は 0 m/s² です。あなたのほうが遅くても、加速度は 2.0 m/s² です。

例題

止まっていた自転車が、右向きにこぎ出しました。4.0 s 後に、速度は +12 m/s になりました。この間、加速度は一定でした。加速度を求めなさい。

  1. 加速度は、1 秒あたりの速度の変化です。
  2. 速度の変化は、Δv = 12 − 0 = 12 m/s です。
  3. かかった時間は、Δt = 4.0 s です。
  4. 加速度は、a = 12 ÷ 4.0 = 3.0 m/s² です。
  5. 1 秒ごとに、速度が 3.0 m/s ずつ増えたということです。

答え: 3.0 m/s²

2加速度の向き(符号)

速度の値が減っていくとき、加速度は負になります。

あなたが自転車で右へ 10 m/s で進んでいて、時刻 0 にブレーキをかけ始めます。1 秒ごとの速度は、次の表のようになります。

時刻 t(s)01.02.03.0
あなたの速度(m/s)+10+8.0+6.0+4.0

速度は、1 秒ごとに 2.0 m/s ずつ減っています。

項目1と同じ式 a = Δv / Δt で、加速度を求めます。速度の変化は、後の速度 − 前の速度なので、Δv = 4.0 − 10 = −6.0 m/s です。後の速度のほうが小さいので、Δv は負になります。かかった時間は、Δt = 3.0 − 0 = 3.0 s です。加速度は、a = (−6.0) ÷ 3.0 = −2.0 m/s² です。

加速度の符号は、速度の値が増えるか減るかを表します。項目1では、速度の値が 1 秒に 2.0 m/s ずつ増えたので、加速度は正(+2.0 m/s²)でした。この項目では、速度の値が 1 秒に 2.0 m/s ずつ減るので、加速度は −2.0 m/s² です。右(正の向き)へ進んでいるときは、加速度が正なら速くなり、負なら遅くなります。

表を見ると、ブレーキをかけている間も、速度はずっと + です。つまり、あなたはずっと右へ進んでいます。加速度が −2.0 m/s² でも、左へ進んでいるわけではありません。どちらへ進んでいるかは、速度の符号で決まります。加速度の符号が表すのは、速度の変わり方です。

加速度も向きをもつので、速度と同じように矢印で表せます。この資料では、加速度の矢印を橙色で描きます。加速度が正なら右向き、負なら左向きの矢印で描きます。速度の矢印と同じ決め方です。

下の図の上の段は、項目1の動画で、時刻が 2.0 s のときのあなたです。速度の矢印も加速度の矢印も右向きで、あなたは速くなっていきます。下の段は、この項目のブレーキの例で、時刻が 2.0 s のときのあなたです。速度の矢印は右向き、加速度の矢印は左向きで、あなたは遅くなっていきます。

加速度の矢印が速度の矢印と同じ向きなら速くなり、逆向きなら遅くなります。

上下2つの段。上の段は速くなるときのあなたで、速度の矢印(+4.0 m/s)も加速度の矢印(+2.0 m/s²)も右向き。下の段はブレーキをかけているときのあなたで、速度の矢印(+6.0 m/s)は右向き、加速度の矢印(−2.0 m/s²)は左向き 正の向き → 速くなるとき(項目1、t = 2.0 s) あなた 速度 +4.0 m/s 加速度 +2.0 m/s² ブレーキをかけているとき(t = 2.0 s) あなた 速度 +6.0 m/s 加速度 −2.0 m/s²

紫の矢印は速度、橙の矢印は加速度です。単位が違うので、紫と橙の矢印の長さは比べられません。

確認

加速度が負のとき、物体は必ず左(負の向き)へ進んでいますか。

答え

いいえ。ブレーキの例では加速度が負でも、速度はずっと + で右へ進んでいます。

例題

右向きに 12 m/s で進んでいた自転車がブレーキをかけ、3.0 s 後に速度が +3.0 m/s になりました。この間、加速度は一定でした。加速度を求めなさい。

  1. 右を正の向きとするので、前の速度は +12 m/s、後の速度は +3.0 m/s です。
  2. 速度の変化は、Δv = 3.0 − 12 = −9.0 m/s です。
  3. かかった時間は、Δt = 3.0 s です。
  4. 加速度は、a = (−9.0) ÷ 3.0 = −3.0 m/s² です。
  5. マイナスなので、速度の値が 1 秒に 3.0 m/s ずつ減っています。右へ進みながら遅くなっています。

答え: −3.0 m/s²

3速度の式 v = v0 + at

等加速度直線運動の t 秒後の速度は、v = v0 + at で求めます。

時刻 0 のときの速度を v0 と書きます。v0 は「ブイ・ゼロ」と読みます。右下の小さい 0 は、「時刻 0 のときの」という印です。v0 を初速度といいます。t は時刻で、時刻 0 から何秒たったかを表します。v は、時刻 t のときの速度です。

初速度 v0 = +4.0 m/s、加速度 a = +2.0 m/s² のときを考えます。加速度が +2.0 m/s² なので、速度は 1 秒ごとに 2.0 m/s ずつ増えます。

時刻 t(s)01.02.03.04.0
速度 v(m/s)+4.0+6.0+8.0+10+12

1 秒に 2.0 m/s ずつ、4.0 s の間に 4 回増えるので、合わせて 2.0 × 4.0 = 8.0 m/s 増えます。だから、4.0 s 後の速度は、4.0 + 8.0 = 12 m/s です。

t 秒の間には、速度は a × t だけ変わります。a が正なら増え、負なら減ります。a × t は、× を省いて at と書きます。t 秒後の速度は、初速度 v0 に、変わった分 at を足したものです。

v = v0 + at
v0 は初速度(時刻 0 の速度)、a は加速度、t は時刻です。加速度が一定のときに使えます。

上の数値を入れると、v = 4.0 + 2.0 × 4.0 = 12 m/s で、表と同じです。加速度が負のときも、同じ式が使えます。たとえば v0 = +6.0 m/s、a = −1.0 m/s² なら、4.0 s 後は v = 6.0 + (−1.0) × 4.0 = 2.0 m/s です。

上の表を、v-t グラフに点として打ちます。横軸が時刻 t、縦軸が速度 v です。たとえば点(2.0 s, 8.0 m/s)は、「時刻 2.0 s に、正の向きに速さ 8.0 m/s で進んでいる」という意味です。位置ではありません。速度は 1 秒ごとに同じだけ増えるので、点は右上がりの1本の直線の上に並びます。この直線も、物体が通った道ではありません。

グラフの t = 0 の所(縦軸の上)の高さは、初速度 v0 = 4.0 m/s です。傾きは、「x-t グラフと v-t グラフ」のページの x-t グラフと同じく、縦の変化 ÷ 横の変化で求めます。v-t グラフでは、縦の変化は Δv、横の変化は Δt なので、傾きは Δv ÷ Δt です。これは加速度 a そのものです。上の例では、横に 1.0 s 進むと縦に 2.0 m/s 上がるので、傾きは 2.0 ÷ 1.0 = 2.0 m/s² です。

v-t グラフの傾き = 加速度

加速度が 0 なら、横軸に平行な直線になります(等速直線運動の v-t グラフ)。

等加速度直線運動の v-t グラフ。時刻 0 から 4.0 s までの 1 秒ごとの速度の点と、それを結ぶ直線。t = 0 から 1.0 s の間に、1 秒で速度がどれだけ変わるかを示す段と、傾き a の値 v [m/s] t [s] v0 v 1 s 傾き a =

グラフの線は、物体が通った道ではありません。

時刻 t(s)01.02.03.04.0
速度 v(m/s)
4.0 s 後の速度 v = v0 + at = () + () × 4.0 = m/s

やってみよう

初速度 v0 を +4.0 m/s にしたまま、加速度 a を +2.0 m/s² から −1.0 m/s² へ変えてください。グラフの線の傾きはどう変わりますか。4.0 s 後の速度はいくつになりますか。

分かること

線は右上がりから右下がりに変わります。t = 0 の所の高さ(+4.0 m/s)は変わりません。速度の表は +4.0, +3.0, +2.0, +1.0, 0.0 m/s となり、1 秒に 1.0 m/s ずつ減ります。4.0 s 後の速度は +12.0 m/s から 0.0 m/s に変わります。

確認

v-t グラフが右下がりの直線のとき、加速度の符号は + と − のどちらですか。

答え

− です。右下がりは、時間がたつと速度の値が減るということです。v-t グラフの傾きが加速度なので、傾きが負なら加速度も負です。

例題

右向きに 3.0 m/s で進んでいた自転車が、加速度 +1.5 m/s² で速くなりました。4.0 s 後の速度を求めなさい。

  1. 初速度は v0 = +3.0 m/s、加速度は a = +1.5 m/s²、時刻は t = 4.0 s です。
  2. 4.0 s の間に増える速度は、at = 1.5 × 4.0 = 6.0 m/s です。
  3. 4.0 s 後の速度は、v = v0 + at = 3.0 + 6.0 = 9.0 m/s です。

答え: +9.0 m/s(右向きに 9.0 m/s)

4位置の式 x = v0t + 12at2

時刻 0 にいた場所を原点にすると、時刻 t の位置は、v-t グラフの面積から x = v0t + 12at2 で求められます。

「x-t グラフと v-t グラフ」のページでは、速度が一定のとき、v-t グラフと横軸で囲まれた面積が変位になることを見ました。たとえば +3 m/s で 4 s 進むと、長方形の面積は 3 × 4 = 12 で、変位は +12 m でした。

速度が変わるときも、v-t グラフの面積は変位を表します。項目1の動画のあなたで確かめます。動画では、1 秒ごとにあなたの位置に点が残りました。

時刻 t(s)01.02.03.04.0
あなたの速度 v(m/s)0+2.0+4.0+6.0+8.0
あなたの位置(m)0+1.0+4.0+9.0+16

このときの v-t グラフは、原点から右上がりの直線です。0 〜 4.0 s の、直線と横軸の間は、底辺 4.0 s、高さ 8.0 m/s の三角形です。三角形の面積は、12 × 4.0 × 8.0 = 16 です。12 は「2 分の 1」と読みます。動画では、あなたは 4.0 s 後に +16 m の位置にいました。面積と同じです。

このページでは、時刻 0 にいた場所を原点にします。そうすると、0 〜 t の面積(変位)が、そのまま時刻 t の位置 x になります。

初速度 v0 = +2.0 m/s、加速度 a = +2.0 m/s² で、4.0 s 進むときを考えます。速度は、項目3の式で、4.0 s 後に v = 2.0 + 2.0 × 4.0 = 10 m/s になります。v-t グラフの 0 〜 4.0 s の面積を、下の長方形と上の三角形に分けます。

下の長方形は、高さ 2.0 m/s(初速度)、横 4.0 s で、面積は 2.0 × 4.0 = 8.0 です。上の三角形は、底辺 4.0 s、高さ 10 − 2.0 = 8.0 m/s(4.0 s の間に増えた速度)で、面積は 12 × 4.0 × 8.0 = 16 です。合わせて 8.0 + 16 = 24 なので、4.0 s 後の位置は x = +24 m です。

同じことを文字で書きます。下の長方形は、高さ v0、横 t なので、面積は v0 × t = v0t です。上の三角形の高さは、t 秒の間に増えた速度なので、項目3の at です。三角形の面積は、12 × 底辺 t × 高さ at = 12 × a × t × t です。t × t は t2 と書き、「t の 2 乗」と読みます。だから三角形の面積は 12at2 です。

x = v0t + 12at2
x は、時刻 0 にいた場所を原点としたときの、時刻 t の位置です。v0t は長方形、12at2 は三角形の面積です。加速度が一定のときに使えます。

上の数値を入れると、x = 2.0 × 4.0 + 12 × 2.0 × 4.02 = 8.0 + 16 = 24 m で、面積と同じです。12at2 は 12 × a × t × t のことです。2 乗するのは t だけで、a は 2 乗しません。

上の運動(v0 = +2.0 m/s、a = +2.0 m/s²)の位置を、1 秒ごとに求めます。

時刻 t(s)01.02.03.04.0
速度 v(m/s)+2.0+4.0+6.0+8.0+10
位置 x(m)0+3.0+8.0+15+24
その 1 秒に進んだ距離(m)—3.05.07.09.0

1 秒ごとに進む距離は、3.0 m、5.0 m、7.0 m、9.0 m と、だんだん長くなります。速度が増えていくので、同じ 1 秒でも、後の 1 秒ほど長い距離を進むのです。項目1の動画で、あなたの点の間隔がだんだん広がっていった(点は 0、1、4、9、16 m、間隔は 1、3、5、7 m)のも、同じ理由です。

初速度 2.0 m/s の等加速度直線運動の v-t グラフ。0 から t までの面積を、下の長方形 v0t と上の三角形 ½at² に分けて塗っている v [m/s] t [s] v0 v v0t ½at² at

初速度は v0 = +2.0 m/s に固定しています。グラフの線は、物体が通った道ではありません。

長方形 v0t m 三角形 12at2 m 位置 x m

やってみよう

時刻 t を 4.0 s にしたまま、加速度 a を +2.0 m/s² から 0.0 m/s² へ変えてください。三角形の部分はどうなりますか。位置 x はいくつになりますか。

分かること

速度の直線が横軸に平行になり、三角形の部分がなくなります(三角形 0.0 m)。残るのは長方形だけで、x は +24.0 m から +8.0 m に変わります。加速度が 0 のときは x = v0t(2.0 × 4.0 = 8.0)だけになり、前のページまでの等速直線運動の式 x = vt と同じです。

確認

等加速度で速くなっていくとき、1 秒ごとに進む距離は同じですか。

答え

いいえ。速度が増えていくので、後の 1 秒ほど長い距離を進みます。

例題

右向きに 2.0 m/s で進んでいた自転車が、加速度 +3.0 m/s² で速くなりました。4.0 s の間に進む距離を求めなさい。

  1. 速くなり始めた場所を原点にします。v0 = +2.0 m/s、a = +3.0 m/s²、t = 4.0 s です。
  2. v-t グラフの長方形の部分は、v0t = 2.0 × 4.0 = 8.0 です。
  3. 三角形の部分は、12at2 = 12 × 3.0 × 4.02 = 12 × 3.0 × 16 = 24 です。
  4. 位置は、x = 8.0 + 24 = 32 m です。
  5. 原点から右へ進み続けたので、進んだ距離は 32 m です。

答え: 32 m

練習問題

どの問題も、一直線上の運動で、右を正の向きとします。加速度は一定とします。

パターン1 加速度を求める

問1右向きに 5.0 m/s で進んでいた自転車が速くなり、4.0 s 後に速度が +11 m/s になりました。加速度を求めなさい。

答えを見る

+1.5 m/s²

Δv = 11 − 5.0 = 6.0 m/s、Δt = 4.0 s。a = Δv / Δt = 6.0 ÷ 4.0 = 1.5 m/s²。速度の値が増えたので正

問2右向きに 8.0 m/s で進んでいた自転車がブレーキをかけ、4.0 s 後に速度が +4.0 m/s になりました。加速度を求めなさい。また、この 4.0 s の間、自転車はどちら向きに進んでいましたか。

答えを見る

−1.0 m/s²。右向きに進んでいた(右へ進みながら遅くなった)

Δv = 4.0 − 8.0 = −4.0 m/s、Δt = 4.0 s。a = (−4.0) ÷ 4.0 = −1.0 m/s²。速度は +8.0 m/s から +4.0 m/s で、ずっと + なので、右向きに進んでいる

パターン2 速度の式 v = v0 + at

問3右向きに 7.0 m/s で進んでいた自転車が、加速度 +0.50 m/s² で速くなりました。4.0 s 後の速度を求めなさい。

答えを見る

+9.0 m/s

v = v0 + at = 7.0 + 0.50 × 4.0 = 7.0 + 2.0 = 9.0 m/s

問4右向きに 6.0 m/s で進んでいた自転車がブレーキをかけました。速度の値は、1 秒に 1.5 m/s ずつ小さくなりました。ブレーキをかけてから止まるまでの時間を求めなさい。

答えを見る

4.0 s

速度の値が 1 秒に 1.5 m/s ずつ小さくなるので、a = −1.5 m/s²(− を付ける)。止まるときは v = 0 なので、v = v0 + at に入れて 0 = 6.0 + (−1.5) × t。t = 6.0 ÷ 1.5 = 4.0 s

パターン3 位置の式 x = v0t + 12at2

問5止まっていた電車が、加速度 +1.5 m/s² で右向きに動き出しました。動き出してから 6.0 s の間に進む距離を求めなさい。

答えを見る

27 m

止まっていたので v0 = 0。x = v0t + 12at2 = 0 × 6.0 + 12 × 1.5 × 6.02 = 12 × 1.5 × 36 = 27 m。動き出した場所を原点とし、右へ進み続けるので、進む距離は 27 m

問6右向きに 2.0 m/s で進んでいた自転車が、加速度 +1.5 m/s² で速くなりました。速くなり始めてから 4.0 s の間に進む距離と、4.0 s 後の速度を求めなさい。

答えを見る

進む距離 20 m、速度 +8.0 m/s

速くなり始めた場所を原点とする。x = v0t + 12at2 = 2.0 × 4.0 + 12 × 1.5 × 4.02 = 8.0 + 12 = 20 m。速度は v = v0 + at = 2.0 + 1.5 × 4.0 = 2.0 + 6.0 = 8.0 m/s。距離と速度で使う式が違うことに注意

速度 +8.0 m/s は、グラフの直線の t = 4.0 s の所の高さで読みます。

つまずきやすいところ

まとめ

公式

加速度a = Δv / Δt(単位 m/s²)

等加速度直線運動(加速度が一定)のとき

速度v = v0 + at
位置x = v0t + 12at2
v-t グラフの傾き = 加速度