要点
外力の和が 0 のとき、2つの物体の重心は、衝突の前も後も、同じ一定の速度で動きます。
このページでは、2つの物体 A と B をひとまとめにして考えます。ひとまとめに考える物体の組を系といいます。A と B が及ぼし合う力を内力、ほかの物から受ける力を外力といいます。系にはたらく外力の和が 0 なら、A と B の運動量(質量 × 速度)の和は変わりません(運動量保存則)。なめらかな水平面では、重力と垂直抗力がつり合い、水平の向きには外力がないので、外力の和は 0 です。
このページでは、右を正の向きとします。左向きの速度は負の値です。2つの物体の重心の位置 xG は、それぞれの位置に質量を掛けて足し、質量の和で割って求めます。xG = (mAxA + mBxB) ÷ (mA + mB) です。右下の小さい A・B は物体の名前、G は重心の印です。なめらかな水平面で、4.0 kg の物体 A が x = 0 m にあって +2.0 m/s で動き、1.0 kg の物体 B が x = 5.0 m に止まっているとします。いまの重心の位置は、xG = (4.0 × 0 + 1.0 × 5.0) ÷ (4.0 + 1.0) = 5.0 ÷ 5.0 = 1.0 m です。1.0 s 後、A は x = 2.0 m に進み、B は x = 5.0 m のままです(まだぶつかっていません)。重心の位置は、xG = (4.0 × 2.0 + 1.0 × 5.0) ÷ 5.0 = 13 ÷ 5.0 = 2.6 m です。重心は 1.0 s で 2.6 − 1.0 = 1.6 m 進んだので、重心の速度は +1.6 m/s です。
この +1.6 m/s は、(4.0 × 2.0 + 1.0 × 0) ÷ (4.0 + 1.0) = 8.0 ÷ 5.0 と同じ計算で出せます。分子の 4.0 × 2.0 と 1.0 × 0 は、A と B の運動量です。一般に、重心の速度 vG は、運動量の和を質量の和で割ったものです。
外力の和が 0 なら、分子の運動量の和は変わりません。分母の質量の和も変わりません。だから、vG は一定です。A と B がぶつかって、それぞれの速度が急に変わっても、重心の速度は変わりません。
下の図で、衝突の前と後で、重心 G の進み方が変わるかを確かめます。つまみで時刻 t を進めると、その時刻の2台と重心 G の位置が出ます(ビデオのコマ送りのように)。
A と B の間のバンパーの反発係数は 0.50 です(遠ざかる速さが、近づく速さの 0.50 倍になります)。位置は台車の中心の位置です。
やってみよう
時刻 t を 0 s から 1.0 s まで動かし、重心の位置 xG がいくつからいくつに変わったかを読んでください。次に、t を 2.0 s から 3.0 s まで動かして、同じように読んでください。衝突の前と後で、重心が 1 s に進む距離は違いましたか。
0 s から 1.0 s で、xG は 3.00 m から 4.00 m になり、1.00 m 進みました。2.0 s から 3.0 s でも、5.00 m から 6.00 m になり、1.00 m 進みました。衝突の前と後で同じです。台車 A は衝突で止まり、B は動き出しましたが、G の点は等しい間隔で並びます。
確認
同じ2台を、あらい床の上でぶつけます。重心の速度は一定のままですか。
いいえ。床からの摩擦力という外力がはたらくので、運動量の和が変わります。
例題
なめらかな水平面の上を、2.0 kg の物体 A が +4.0 m/s で、3.0 kg の物体 B が −1.0 m/s で動いています。A と B の重心の速度を求めなさい。
答え: +1.0 m/s(右向きに 1.0 m/s)
ばねがいちばん縮むのは、2つの物体の速度が等しくなった瞬間です。その瞬間に、運動量保存則と力学的エネルギー保存の2つの式を立てます。
なめらかな水平面で、止まっている台車 B の左の面に、軽いばね(質量を考えなくてよいばね)を付けます。左から台車 A が右向きに走ってきて、ばねに当たります。ばねが縮んでいる間、ばねは A を左向きに押し、B を右向きに押します。だから、A はだんだん遅くなり、B はだんだん速くなります。
A のほうが B より速い間は、A が B に近づくので、ばねは縮み続けます。たとえば A が +5.0 m/s、B が +1.0 m/s なら、A は B に 1 秒あたり 4.0 m の割合で近づいています。B のほうが A より速くなると、2台は遠ざかるので、ばねは伸びて戻ります。その間で、A と B の速度が等しくなった瞬間は、近づきも遠ざかりもしません。この瞬間が、ばねがいちばん縮んだときです。
いちばん縮んだときの2台の共通の速度を v とします。この瞬間の式を2つ立てます。1つ目は運動量保存則です。ばねが押す力は A と B の内力で、水平には外力がないので、運動量の和は変わりません。
2つ目は力学的エネルギー保存です。2台がばねを縮める間に減った運動エネルギーは、ばねの位置エネルギーとしてたくわえられます。面はなめらかなので、摩擦で熱になる分はありません。だから、2台の運動エネルギー(12mv2)の和と、ばねの位置エネルギー 12kx2(k はばね定数、x は縮み)の和が変わりません。
1つ目の式から共通の速度 v が決まり、2つ目の式から縮み x が決まります。
下の図で、ばねがいちばん縮んだときの A と B の速度を読みます。つまみで、ばねに当たってからの時刻を進めます。
台車 A は 1.0 kg、台車 B は 1.0 kg で、はじめ B は止まっています。A は +6.0 m/s でばねに当たります。t はばねに当たってからの時刻です。ばねは軽く、面はなめらかです。
やってみよう
時刻 t を少しずつ進めて、ばねの縮み x がいちばん大きくなる時刻を探してください。そのときの A の速度 vA と B の速度 vB を読んでください。
t = 0.08 s で縮みがいちばん大きく、vA も vB も +3.00 m/s で等しくなります。このとき、運動エネルギー K の棒は低くなり、その分だけばねの位置エネルギー U の棒が高くなっています(E の枠の高さは変わりません)。t = 0.16 s でばねから離れると、A は止まり(0.00 m/s)、B は +6.00 m/s で進みます。運動エネルギーが減らないので、反発係数 e = 1 の弾性衝突(遠ざかる速さ = 近づく速さ)と同じ結果です。
確認
ばねがいちばん縮んだとき、A と B の間の距離は、その後さらに縮みますか。
縮みません。この後は B のほうが速くなり、2台は遠ざかるからです。
例題
なめらかな水平面で、1.0 kg の台車 A が +6.0 m/s で、止まっている 1.0 kg の台車 B の左に付けた軽いばね(ばね定数 800 N/m)に当たりました。ばねのいちばん大きな縮みを求めなさい。
答え: 0.15 m
台の上をすべる物体は、台と速度が等しくなったときに、すべるのをやめます。その間に減った、物体と台の運動エネルギーの和は、動摩擦力 × 台に対してすべった距離です。
なめらかな床の上に、上の面があらい台を置きます。台の左の端に、床に固定したなめらかな足場から、物体が右向きにすべり込みます。床はなめらかなので、台は床の上を自由に動けます。
物体は台の上をすべるので、台から動摩擦力を受けます。物体は台に対して右へすべるので、動摩擦力は左向きです。作用・反作用で、台は物体から、同じ大きさで右向きの動摩擦力を受けます。動摩擦力の大きさは f′ = μ′N です。μ′(ミュー ダッシュ)は動摩擦係数、N は垂直抗力の大きさで、水平な台の上なら N = mg です(m は物体の質量)。下の図は、物体と台が受ける動摩擦力を描いたものです。
物体と台を離して描いています。2つの動摩擦力は、同じ大きさで逆向きです(作用・反作用)。上下の力(重力・垂直抗力)は描いていません。
この2つの動摩擦力は、物体と台が及ぼし合う内力です。床はなめらかなので、水平の向きの外力はありません。だから、物体と台の運動量の和は変わりません。物体が減らした運動量を、台が受け取ります。
物体のほうが台より速い間は、物体は台の上を右へすべり、物体は遅く、台は速くなります。物体と台の速度が等しくなると、物体は台に対して動かなくなり、すべるのをやめます。動摩擦力もはたらかなくなります。その後は、物体と台が同じ速度で一緒に動きます。
次の動画で、台が床の上をどこまで動くかと、最後の2つの速度を見ます。
やってみよう
(1) 台の左の端は、はじめ床の目盛りの 0 m の所にありました(点線の所)。動画の最後で、台の左の端は床の目盛りで何 m の所まで動きましたか。(2) 見出しが「同じ速さになりました」に変わったとき、物体の速度と台の速度はいくつでしたか。
(1) 3.0 m の所です。床はなめらかなので、物体に押されて台も右へ動きました。(2) どちらも +2.0 m/s で、そこから物体は台の上ですべらなくなりました。
確認
動画の終わりで、物体は台の上で止まって見えます。床から見ても、物体は止まっていますか。
いいえ。台と同じ速度で、右へ動いています。
ここからは、すべっている間に減る運動エネルギーを求めます。物体と台の運動エネルギーの和は、物体がすべっている間に減ります。動摩擦力がはたらくと、運動エネルギーの一部が熱になるからです(動画の運動で、どれだけ減るかは例題で計算します)。
減った分を、動摩擦力がした仕事から求めます。物体の運動エネルギーは、物体がされた仕事の分だけ変わります。台も同じです。物体が受ける動摩擦力は、動く向きと逆向きなので、仕事は −f′ × (物体が床に対して進んだ距離) です。台が受ける動摩擦力は、動く向きと同じ向きなので、仕事は +f′ × (台が床に対して進んだ距離) です。
2つを足すと、−f′ × (物体が進んだ距離 − 台が進んだ距離) です。かっこの中は、物体が台の上で、台に対してすべった長さです。これをすべった距離 L と書きます。床に対して進んだ距離ではありません。だから、運動エネルギーの和の減った分は、f′L です。
床に対して進んだ距離は、v-t グラフ(横軸が時刻、縦軸が速度のグラフ)の、線と横軸の間の面積で表せます。下の図で、物体の線の下の面積から台の線の下の面積を引くと、2本の線の間の面積が残ります。この面積が、すべった距離 L です。
動画と同じ運動です(物体 1.0 kg、台 2.0 kg、物体は +6.0 m/s で台に乗る)。実線は物体、破線は台です。
例題
動画の場面で、台の上の面の動摩擦係数は 0.60 です。物体が台に対してすべった距離 L を求めなさい。物体は 1.0 kg、台は 2.0 kg、物体は +6.0 m/s で台に乗り、重力加速度の大きさは 9.8 m/s² とします。
答え: 約 2.0 m
曲面をのぼる物体がいちばん高い所に来るのは、物体と台の水平の速度が等しくなった瞬間です。水平の運動量保存と力学的エネルギー保存の2つの式を立てます。
なめらかな床の上に、片側がなめらかな曲面になった台を置きます。曲面は、床の高さから右へ行くほど高くなる形です。物体が、左から床の上をすべってきて、曲面をのぼります。床も曲面もなめらかで、台は床の上を自由に動けます。
曲面は、物体を曲面に垂直な向きに押します。物体が曲面をのぼっている間、この力は左上を向いています。そのため、物体は水平には遅くなります。作用・反作用で、物体は台の曲面を右下向きに押します。この力の水平の成分は右向きです。
物体と台が押し合う力は、内力です。水平の向きには外力がないので、水平の運動量の和は変わりません。上下の向きには、重力と、床が台を押す力という外力がはたらきます。だから、上下の向きの運動量の和は変わることがあり、保存されるとは言えません。
台は床の上を動くだけなので、上下には動きません。物体がいちばん高い所に来た瞬間は、物体の上下の速度が 0 です。そして、物体は曲面に沿ってそれ以上のぼりも下りもしないので、台に対して止まっています。だから、その瞬間の物体の速度は水平で、台の速度と等しくなっています。
曲面も床もなめらかなので、摩擦で熱になるエネルギーはありません。曲面が物体を押す力は、物体の運動エネルギーを減らします。物体が台を押す力は、その分だけ台の運動エネルギーを増やします。だから、物体と台の運動エネルギーの和と、物体の重力による位置エネルギー mgh(h は床からの高さ)の和は変わりません。
次の動画で、物体が曲面をのぼる間の台の動きと、いちばん高い所での2つの速度を見ます。
やってみよう
(1) 台の左の端(曲面の下の端)は、はじめ床の目盛りの 0 m の所にありました(点線の所)。動画の最後で、台の左の端は床の目盛りで何 m の所まで動きましたか。(2) 見出しが「いちばん高い所」になって止まったとき、物体の水平の速度と台の速度を読んでください。
(1) 2.5 m の所です。床はなめらかなので、曲面を押されて台も右へ動きました。(2) どちらも +1.0 m/s で、等しくなっています。
| 曲面に入る前 | いちばん高い所 | |
|---|---|---|
| 物体の水平の速度 | +4.0 m/s | +1.0 m/s |
| 台の速度 | 0 m/s | +1.0 m/s |
| 水平の運動量の和 | 1.0 × 4.0 = 4.0 kg·m/s | (1.0 + 3.0) × 1.0 = 4.0 kg·m/s |
水平の運動量の和は 4.0 kg·m/s のままです。物体が曲面を下りきると、物体は左へ 2.0 m/s、台は右へ 2.0 m/s で離れます。このときも、水平の運動量の和は 1.0 × (−2.0) + 3.0 × 2.0 = 4.0 kg·m/s で変わりません。
確認
同じ台を床にくぎで固定し、同じ物体を同じ速さで曲面にすべり込ませます。台が動けるときと比べて、物体は高く上がりますか、低く上がりますか。
高く上がります。台が動かないので、運動エネルギーがすべて物体の位置エネルギーになるからです。
例題
動画の場面で、物体がいちばん高い所まで上がったときの、床からの高さ h を求めなさい。物体は 1.0 kg、台は 3.0 kg、物体は +4.0 m/s で曲面に入り、重力加速度の大きさは 9.8 m/s² とします。
答え: 約 0.61 m
重力加速度の大きさは 9.8 m/s² とします。右を正の向きとします。
問1なめらかな水平面で、2.0 kg の台車 A が +4.0 m/s で、止まっている 2.0 kg の台車 B の左に付けた軽いばね(ばね定数 100 N/m)に当たりました。
(1) ばねがいちばん縮んだときの、A と B の速度を求めなさい。
(2) ばねのいちばん大きな縮みを求めなさい。
(1) どちらも +2.0 m/s (2) 0.40 m
(1) いちばん縮んだとき、A と B の速度は等しい。その速度を v とすると、運動量保存則から 2.0 × 4.0 = (2.0 + 2.0)v、v = +2.0 m/s。(2) はじめの運動エネルギーは 12 × 2.0 × 4.02 = 16 J、いちばん縮んだときは 12 × 4.0 × 2.02 = 8.0 J。減った 16 − 8.0 = 8.0 J がばねの位置エネルギーになるので、12 × 100 × x2 = 8.0、x2 = 0.16、x = 0.40 m
問2なめらかな水平面で、1.0 kg の台車 A が +8.0 m/s で、止まっている 3.0 kg の台車 B の左に付けた軽いばねに当たりました。ばねが縮んで伸び、A と B はばねから離れました。離れた後の A と B の速度を求めなさい。
A −4.0 m/s(左向きに 4.0 m/s)、B +4.0 m/s
離れた後の速度を vA′、vB′ とする。運動量保存則から 1.0 × 8.0 = 1.0 × vA′ + 3.0 × vB′ …①。ばねから離れると、ばねは自然の長さに戻って位置エネルギーは 0 なので、運動エネルギーの和は衝突前と同じ。運動エネルギーが減らない衝突は弾性衝突(反発係数 e = 1)と同じなので、遠ざかる速さ = 近づく速さで、vB′ − vA′ = 8.0 − 0 = 8.0 …②。②から vA′ = vB′ − 8.0 を①に入れて、8.0 = vB′ − 8.0 + 3.0vB′、4.0vB′ = 16、vB′ = +4.0 m/s、vA′ = 4.0 − 8.0 = −4.0 m/s。確かめ: 運動エネルギーの和は 12 × 1.0 × 4.02 + 12 × 3.0 × 4.02 = 8.0 + 24 = 32 J で、衝突前の 12 × 1.0 × 8.02 = 32 J と同じ
問3なめらかな床の上に、質量 1.0 kg の台が止まっています。台の上の面はあらく、その左の端に、質量 3.0 kg の物体が +4.0 m/s ですべり込みました。物体は台の上をすべり、やがて台と一緒に動きました。
(1) 一緒に動くときの速度を求めなさい。
(2) すべっている間に失われた運動エネルギーを求めなさい。
(1) +3.0 m/s (2) 6.0 J
(1) 一緒に動くとき、物体と台の速度は等しい。その速度を v とすると、運動量保存則から 3.0 × 4.0 = (3.0 + 1.0)v、v = +3.0 m/s。(2) はじめの運動エネルギーは 12 × 3.0 × 4.02 = 24 J、一緒に動くときは 12 × 4.0 × 3.02 = 18 J。失われたのは 24 − 18 = 6.0 J
問4なめらかな床の上に、質量 4.0 kg、長さ 1.0 m の台が止まっています。台の上の面の動摩擦係数は 0.25 です。台の左の端に、質量 2.0 kg の物体が +3.0 m/s ですべり込みました。物体は、台の右の端から落ちますか。物体の大きさは考えません。
落ちます(台の上で台と同じ速度になるには、約 1.2 m すべる必要があるが、台は 1.0 m しかない)
もし台の上で台と同じ速度 v になるとすると、運動量保存則から 2.0 × 3.0 = (2.0 + 4.0)v、v = +1.0 m/s。運動エネルギーの和は 12 × 2.0 × 3.02 = 9.0 J から 12 × 6.0 × 1.02 = 3.0 J になり、9.0 − 3.0 = 6.0 J 減る。動摩擦力の大きさは f′ = 0.25 × 2.0 × 9.8 = 4.9 N。減った運動エネルギーの和 = f′L から、6.0 = 4.9 × L、L = 1.22… ≒ 1.2 m。台に対して 1.2 m すべらないと同じ速度にならないが、台の長さは 1.0 m なので、同じ速度になる前に右の端に着いて落ちる
問5なめらかな床の上に、なめらかな曲面をもつ質量 4.0 kg の台が止まっています。質量 2.0 kg の物体が、床の上を +6.0 m/s ですべってきて、曲面をのぼりました。曲面は十分に高いとします。
(1) 物体がいちばん高い所に来たときの、台の速度を求めなさい。
(2) 物体が上がるいちばん高い高さ(床から)を求めなさい。
(1) +2.0 m/s (2) 約 1.2 m
(1) いちばん高い所では、物体と台の水平の速度が等しい。その速度を v とすると、水平の運動量保存則から 2.0 × 6.0 = (2.0 + 4.0)v、v = +2.0 m/s。(2) 運動エネルギーの和は 12 × 2.0 × 6.02 = 36 J から 12 × 6.0 × 2.02 = 12 J になり、36 − 12 = 24 J 減る。力学的エネルギー保存から、2.0 × 9.8 × h = 24、h = 24 ÷ 19.6 = 1.22… ≒ 1.2 m
問6なめらかな水平面の上で、質量 2.0 kg の物体 A が x = 0 m の所を +6.0 m/s で、質量 1.0 kg の物体 B が x = 9.0 m の所を −3.0 m/s で動いています(この時刻を t = 0 s とします)。2つは t = 1.0 s に衝突しますが、どのようにはね返るかは分かりません。
(1) A と B の重心の速度を求めなさい。
(2) t = 2.0 s のときの、重心の位置を求めなさい。
(1) +3.0 m/s (2) x = 9.0 m
(1) 運動量の和は 2.0 × 6.0 + 1.0 × (−3.0) = 12 − 3.0 = 9.0 kg·m/s、質量の和は 3.0 kg なので、vG = 9.0 ÷ 3.0 = +3.0 m/s。(2) t = 0 s の重心の位置は xG = (2.0 × 0 + 1.0 × 9.0) ÷ 3.0 = 3.0 m。外力の和が 0 なので、衝突の前も後も重心の速度は +3.0 m/s のまま。2.0 s で 3.0 × 2.0 = 6.0 m 進むので、xG = 3.0 + 6.0 = 9.0 m。衝突のしかたが分からなくても、重心の位置は求められる
要点
物理 第3章 運動量